知っておきたい 基本編01. しっかり練習してアイロンを使いこなそう
ショート〜ミディアム短めさんの巻き髪テク
巻き髪はロングヘアじゃなくても出来る!ショートボブ〜ミディアムぐらいの長さの人におすすめのアイロンテクニック★
ベリーショートでなければ巻ける!
少し細めのアイロンを使えば、モデルぐらいの長さの髪でも十分に巻くことができるんです。ショップで一番売れているアイロンは32mmの太さですが、短い場合は25mmぐらいのものを選ぶとよいでしょう。
アドバイス:短い人の巻き髪は?
apish/apish Rita代表 坂巻哲也
ショートボブからミディアムぐらいの短めの髪でも、アイロンは是非使って欲しいもの。いわゆる巻き髪的なウェーブというよりはカールに近くはなりますが、巻くことでぐっと女性らしい印象を演出できます。ただし、あまりに全体を巻きすぎると、変にボリュームが出やすくなるので、ご注意くださいね。
アイテム:準備するもの
・25mmアイロン
・プレカールローション
・スプレーワックス
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なぜこのアイロン?
モデルのようなショートボブの人なら、25mmぐらいのアイロンを。ミディアムぐらいの長さの人であれば、32mmぐらいのアイロンを選んで。基本的には、髪が短い人ほど細めのアイロン、強めのカールをつけたいときほど細めのアイロンを使います。
01.巻く前にアイロンを温めて
最初は140度ぐらい(使用アイロンの場合は、ダイヤル11)の低めの温度に設定を。
火傷の心配がなくなり、素早く巻けるようになったら少しずつ温度を上げて。高温で巻くと、アイロンをすべらせるだけの短時間でカールがつきます。
02.プレケア剤を髪全体に
熱から髪を守り、カールがキレイに長持ちするプレカールローションを使います。少し離してスプレーし、コームでとかして髪全体になじませます。右に3プッシュしたら左も3プッシュと、左右のスプレー回数はそろえて。片方だけつけすぎると、左右の仕上がりが変わってしまいます。髪の外側だけでなく、内側にもつけて。
03.巻きたい場所の髪を引き出す
まずは左側から。顔まわりの髪を残し、その後ろの毛束を指で引き出します。顔まわりの髪は、変に大きなカールがつくと顔が大きく見える原因になるので、ストレートで残しておいたほうが無難です。
04.髪の真ん中から巻いていく
左手で引き出した髪を持ち、右手でアイロンを持ちます。毛束の真ん中にアイロンを縦に入れ、アイロンの先端に手をそえたら、前にすべらせながら毛束を巻いていきます。
05.すべらせるように毛先まで巻く
アイロンの先端に指をそえて、アイロンをすべらせながら、毛先にずらしていきます。カールがつきにくい場合や、強めのカールにしたい場合は、巻いたまま3秒ほどとめましょう。
06.さらにすべらせて下に抜く
さらに毛先まですべらせて、クリップを少しゆるめてアイロンを下に抜きます。カールは写真(右)のようにゆるいものでOK!髪が短いので、強すぎるとシルエットが大きくなりすぎてしまいますのでご注意を。
07.1束巻いたら、1束まかない
1束巻いたら、次の1束分巻かずに残します。1)顔まわりを残す、2)巻く、3)残す、4)巻く、5)残す、6)巻く、で左側には3ヶ所ぐらい巻きます。右側もアイロンを左にもちかえて同様に巻いて。
08.カールの強弱をミックスして
ショートなのであまりにカールが均一な強さになると不自然に仕上がります。巻いたまま3秒ほど時間を置いた強めのカールや、すべらせるだけの弱めのカールを適度にミックスすると、より自然な仕上がりに!
09.左右にスプレーワックスを
すべて巻き終わったら、自然な仕上がりになるようカールを崩していきます。まず、髪の左右にスプレーワックスを軽くスプレーします。この時、カールを少しほぐしながら、手で優しく包み込むようにするのがポイント。
10.なじませる手つきを覚えて
髪の内側に手をいれ(写真上)、手首を返すように前に持っていきながら手を抜きます(写真下)。こうするとカールがなじんで、三角形の美的シルエットになり、毛先に適度なハネや動きが出せます。
11.指でシルエットを整える
ふくらみすぎた部分があれば、手で少し押さえます。表面とフェイスラインの髪は、指でシルエットを整えながら束感を出します。前髪は少量のワックスをつけて、毛先に表情をつけましょう。最後に親指と人差し指でシルエットを整えたら、完成です!
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