知っておきたい 基本編02. しっかり練習してアイロンを使いこなそう知っておきたい 基本編02. しっかり練習してアイロンを使いこなそう

セミロング〜ロング長めさんの巻き髪テクセミロング〜ロング長めさんの巻き髪テク

今や定番!ロングのゆる巻きは、ちょっと技ありのアイロン2本使いにチャレンジ★マジックカーラーも使えばより簡単に。今や定番!ロングのゆる巻きは、ちょっと技ありのアイロン2本使いにチャレンジ★マジックカーラーも使えばより簡単に。

ロングはアイロン2本使いのテクをロングはアイロン2本使いのテクを

リバース巻きが難しい人のために、後ろから前に巻いていく、基本の“フォワード巻き”だけでできるアレンジをレッスン!裏技のアイロン2本使いで、同じ方向に巻いても、とっても可愛くなります。

アドバイス:長い人の巻き髪は?アドバイス:長い人の巻き髪は?

apish/apish Rita代表 坂巻哲也apish/apish Rita代表 坂巻哲也

ロングの人におすすめなのが32mmと38mmのアイロン。髪が長いほど太めのアイロンが使いやすくなります。細い方の32mmはゆる巻き風のウェーブ作りに、太い方の38mmは極ゆる巻きやカール感、ツヤだしなどに最適。トップのボリューム感を出したいなら、マジックカーラーを使えばふんわり仕上がります。ロングの人におすすめなのが32mmと38mmのアイロン。髪が長いほど太めのアイロンが使いやすくなります。細い方の32mmはゆる巻き風のウェーブ作りに、太い方の38mmは極ゆる巻きやカール感、ツヤだしなどに最適。トップのボリューム感を出したいなら、マジックカーラーを使えばふんわり仕上がります。

アイテム:準備するものアイテム:準備するもの

・マジックカーラー
・32mmアイロン
・38mmアイロン
・プレカールローション

・ドライヤー
・スプレーワックス

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なぜこのアイロン?なぜこのアイロン?

38mm38mm32mm32mm

太い方(38mm)のアイロンで毛先のカール感を出し、細い方(32mm)のアイロンでウェーブ感を演出するワンランク上のテクニック。カールに強弱がつくのでよりナチュラルに仕上がります。38mmアイロンはスルーさせるとツヤが出るブロー効果もアリ!

01.トップの髪を真上に持ち上げるトップの髪を真上に持ち上げる

トップのボリューム感を出すために、マジックカーラーでトップの髪を巻いていきます。トップの髪は真上に持ち上げて、前髪などの短い髪を落とすために、毛先に近い部分を握って軽く振って。持ち上げた髪は、コームでとかして整えます。

02.根元から毛先にすべらせる02.根元から毛先にすべらせる

毛束の前側の根元にマジックカーラーをそえ、根元からすーっと毛先まですべらせた後、毛先から前に巻き込んでいきます。髪の長い人や多い人は、幅の広いマジックカーラーを使えば、比較的簡単に巻けます。

03.マジックカーラーを巻いていく03.マジックカーラーを巻いていく

毛先から、マジックカーラーの表面に髪を押さえつけるように、左手でおおいながら根元に向かって巻いていく。

04.内と外からドライヤーの温風を04.内と外からドライヤーの温風を

根元まで巻き込んだら、“きゅっ”とおしこんで固定(写真上)。ふんわり感をより長持ちさせるには、ドライヤーの温風をマジックカーラーの表面に毛流れにそってあてて。横に穴があいているマジックカーラーの場合は、左側の穴を手の平でふさぎ、右から温風を吹き込むと、内外から熱が加わるので、よりふんわりした仕上がりに(写真下)。

05.髪は冷めるときに形がつく!05.髪は冷めるときに形がつく!

髪は熱を持っているときではなく、冷めるときに形がつくもの。マジックカーラーを巻いてドライヤーで温めたら、冷めるまで、はずすのはNGなので注意して。冷めるまでの間に下の髪をアイロンで巻くと、忙しいときでも大丈夫!まずはアイロンのスイッチをオンにして。慣れないうちは140度ぐらい(使用アイロンの場合は、ダイヤル11)の低めの温度に設定を。慣れてきたら温度をあげれば、アイロンをすべらせるだけの短時間でカールがつきます。

06.プレケア剤を髪全体に06.プレケア剤を髪全体に

熱から髪を守り、カールがキレイに長持ちするプレカールローションを使います。少し離してスプレーし、コームでとかして髪全体になじませます。右に3プッシュしたら左も3プッシュと、左右のスプレー回数はそろえて。片方だけつけすぎると、左右の仕上がりが変わってしまいます。髪の外側だけでなく、内側にもつけて。

07.38mmアイロンでカールとツヤを07.38mmアイロンでカールとツヤを

最初は太いほう(38mm)のアイロンで、毛先にカールをつけていきます。大きく4つのブロックに分けて巻きます。写真のように、まずは髪を後ろで二つに分けて。

08.巻かない部分はクリップでとめて08.巻かない部分はクリップでとめて

右側の髪から巻いていきます。前と後ろの2回で巻くので、後ろ側の髪をクリップでとめておきます。こうすると、髪が落ちてこず慣れない人でも巻きやすくなります。

09.アイロンは中間から巻いていく09.アイロンは中間から巻いていく

前側の髪を右手に持ち、左手にアイロンを持って。毛束の中間ぐらいにアイロンをはさみ、毛先まですべらせていきます(写真左)。先端の黒い部分に右手をそえ、毛先からアイロンをくるくると回転させながら巻き上げて3秒間そのまま待ちます。

10.クリップを少しゆるめてはずす10.クリップを少しゆるめてはずす

クリップを少しだけゆるめてアイロンを外します。はずすときは髪の下から手をそえて、髪を持ち上げるようにすると、カールがだれず弾力のある仕上がりに。次はクリップを外して、2)右の後ろ、3)左の前、4)左の後ろの順に巻いていきます。後ろ側を巻くときは、少し首をかしげればより巻きやすくなります。

11.32mmアイロンでウェーブ感をだす11.32mmアイロンでウェーブ感をだす

次に32mmアイロンで髪の表面にウェーブ感を出していきます。写真ぐらいの量(だいたい3センチ×3センチの正方形ぐらいの量)を引き出し、アイロンを中間ぐらいから縦にはさみ込み、毛先に向かってすーっとすべらせて。

12.毛先を少し残して巻き込む12.毛先を少し残して巻き込む

先端の黒い部分に右手をそえ、毛先を少し残した状態でくるくると巻き込んでいきます。そのまま3秒待ったら、さらに少しずらして毛先まで巻き込んだ後、クリップを少しゆるめてアイロンを下に抜きます。こうすると毛先に熱を与える時間を極力短くできるので、傷んだ毛先にダメージを与えにくくなります。

13.左右4ヶ所ずつ、合計8ヶ所巻く13.左右4ヶ所ずつ、合計8ヶ所巻く

表面の髪を、左右それぞれ4ヶ所ずつ、同じように巻いていきます。後ろの髪はアイロンを後ろにもっていくと難しいので、髪を前にもってきて巻いて。合計8ヶ所巻いたらアイロンは終わりです。

14.マジックカーラーをはずす14.マジックカーラーをはずす

カーラーを根元から毛先に向かってすべらせながらはずします。マジックカーラーを使うことで、トップのふんわり感とハチまわりの自然なまるみが。可愛らしい感じのシルエットになる上、小顔効果もあるので是非ためして。

15.カールをドライヤーでほぐす15.カールをドライヤーでほぐす

巻いたままではカールがそろいすぎて不自然なので、ドライヤーの温風を上からかけ、手を内側からさし込み、毛先にむかって手ぐしを通していきます。ドライヤーは手と一緒に動かし、手ぐしで髪を少しひっぱるようにするのがポイント。

16.スプレーワックスで仕上げ

スプレーワックスを左右にふりかけ、手で髪をもみこむようにしてワックスをなじませていきます。最後にカールを親指と人差し指でつまんで、下に少しひっぱるようにしながら整えていきます。これで完成です!

ムービー:動画でもっと詳しくチェック!ムービー:動画でもっと詳しくチェック!

セミロングの巻き髪を、
坂巻さんが動画で
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フィニッシュ:フェミニンな優しさ薫るシフォンウェーブフィニッシュ:フェミニンな優しさ薫るシフォンウェーブ

2種類の太さのアイロンを使い分けたふんわりウェーブで、ぐっとフェミニンな印象に。
ワンランク上の巻き髪を楽しんで。

Hair/坂巻哲也  Make/小俣つかさ(以上、apish)  Photo/浅田敏之  Stylist/千本松良枝  Text/前田正明
取材協力:apish / apish Rita

※2007年11月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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