美容師さんの為のカラーテクニック解説〜天デトックスで健康にしながら天然ハーブのパワーでカラーリング美容師さんの為のカラーテクニック解説

天然ハーブの力でトリートメントしながらカラーリングする、髪と頭皮に優しい『ロハスカラーシステム』。自然と化学を融合させ、自然の恵みで健康的なツヤ髪に生まれ変わるそのシステムを紹介します。

幅広い年齢層に満足いただける天然ハーブのカラーシステム幅広い年齢層に満足いただける天然ハーブのカラーシステム

NATURA代表/塩崎正樹さん今回の取材は表参道・北青山の美容室『NATURA』の皆様にご協力・監修をいただきました。

ピアンタカラーのシステムは、3種類のカラー剤の組み合わせでお客さまへのデザイン提案が大きく広がります。カラーの目的としては、髪と頭皮のケア(デトックス)を行いながら『ファッションカラー』や『白髪染め』にまで対応します。そして、仕上がり感はサラサラでしっとり感を与えながら、ハリ・コシ・ツヤが生まれます。髪と頭皮に優しい天然ハーブの力で、幅広い年齢層のお客さまにご満足いただけるでしょう。

ピックアップアイテムピックアップアイテム

ロハスハーブシリーズ

天然ハーブの力でトリートメント効果を発揮しながら
カラーリングをします。詳細はコチラ>>

実践テクニック解説実践テクニック解説

1.カウンセリング:施術前にはしっかりカウンセリングをする1.カウンセリング:施術前にはしっかりカウンセリングをする

カウンセリングでは過去に、1.植物アレルギーで皮膚に湿疹などが出たことがあるか  2.一度でもヘアカラーでかぶれたことがあるか
3.シャンプー剤などでかぶれたことがあるか  4.化粧品でかぶれたことがあるか  5.アトピー性皮膚炎かをチェックします。

モデルの髪質は硬毛でクセがあり毛先に弱損傷のダメージがある。アンダーカラーは10〜12レベルのグラデーションカラーで赤味の残留色素が残っている状態。

2.ヘアデトックス:ハーブエッセンスで髪と頭皮をリセット

確かな技術を施しても仕上がり感が損なわれるのは、毛髪に残留しているシリコンやポリマー等が原因となっているからです。
美しいヘアに仕上げるために、ハーブエッセンスを使用して髪に付着したシリコン類を除去する『ヘアデトックス』を提案します。

1.5倍希釈したハーブエッセンスの溶液を準備する。希釈倍率に応じて、パーマやカラーリング時の保護剤として使用する。

2.ハーブエッセンスを塗布。ハーブエッセンスの溶液をアプリケーターに移し替えて全体的に塗布する。

3.髪と頭皮を洗浄。5〜10分間、頭皮をマッサージするようにハーブエッセンスで髪と頭皮を洗浄する。

4.髪に付着していたシリコンやポリマーなどの残留物。これが薬剤処理の効果を妨げる原因。同時に頭皮の過酸化脂質も除去する。

5.ロハスハーブシリーズのハーブシャンプーでシャンプーする。髪質に応じてライトタイプとモイストタイプを使い分ける。

3.ハーブカラーの準備:天然コラーゲンとヘナオイルをミックスしてカラー剤を調合3.ハーブカラーの準備:天然コラーゲンとヘナオイルをミックスしてカラー剤を調合

カウンセリングで選定した色味に応じて、ハーブカラーの調合をします。使用するのは、ピアンタカラーシリーズ。

1.コラーゲンマックスを混ぜる。ピアンタカラーシリーズ100g(ショートの場合60g)に対し、保湿とタンパク修復を行うコラーゲンマックスを3〜5g混ぜる。

2.さらに、ヘナオイルを3〜5ml混ぜる。頭皮の新陳代謝を促す成分が含まれているヘナオイルで、髪にツヤとうるおいを与える。

3.水もしくはぬるま湯で混ぜ合わせる。マヨネーズのような柔らかさが目安。

4.前処理:髪と頭皮を事前に保護する4.前処理:髪と頭皮を事前に保護する

1.スチームをあてる。H2Oを0.26ナノメーターにまで粒子を細かくするロハスシステムを使用して薬剤の促進を高める。全体的に2〜3分間あてる。

2.ハーブエッセンスの10倍希釈を塗布。地肌の酸化脂質を分解し、天然ハーブのスキャルプ効果を促進。同時に頭皮も保護する。

3.ハーブトリートメントを全体的に塗布。ダメージ毛の場合は、コラーゲンマックスを少量ミックスしたものを塗布する。

4.ハケを使って全体的に均一に馴染ませる。

5.ハーブカラーを塗布:根元から毛先まで均一にカラー剤を塗布5.ハーブカラーを塗布:根元から毛先まで均一にカラー剤を塗布

1.カラー剤の塗布。生え際はハーブエッセンスの10倍希釈で保護をして、ウエットの状態で塗布。根元から毛先まで、均一にハーブカラーを塗布する。

2.全体的に塗布。基本はネープからトップに向かって塗布する。

3.再塗布。全体的に塗布し終えたら、パート部分やフェイスラインなど目立つ部分に再塗布。
自然放置で約20分。加温の場合は45℃で15〜20分。スチーマーは2〜3分あてた後に12分間クーリング。

6.後処理:髪と頭皮を守りながら保湿を高める6.後処理:髪と頭皮を守りながら保湿を高める

1.ロハスハーブシリーズのハーブシャンプーで軽くシャンプーする。

2.アフタートリートメント。ハーブトリートメントを塗布し、流しすぎないように軽くすすいでpH調整を行う。

3.さらにキラリを塗布。半ドラの状態で塗布して、うるおいや保湿効果を求める。

7.スタイリング:アウトバストリートメントでツヤ感をプラス7.スタイリング:アウトバストリートメントでツヤ感をプラス

1.ブロードライ。ストレート感を出すために、ロールブラシを使ってていねいにドライする。

2.さらにストレートアイロンを使って、髪をサラサラのストレートに整える。

3.仕上げ。アウトバストリートメントを2〜3プッシュ手のひらに取ってよく伸ばし、全体的に塗布してツヤ感を求める。

8.完成:まろやかでツヤ感のあるサラサラストレートに!8.完成:まろやかでツヤ感のあるサラサラストレートに!

退色したグラデーションカラーをしっとりとしたツヤ感のあるナチュラル系にカラーリングしました。残留色素の赤味を抑え、ミルキーなまろやかさを出すためにカーキをプラス。明るさは9レベルに整えて、ツヤ感のあるしっとりしたサラサラストレートに生まれ変わりました。

■カラーデータ
ナチュラル(ピアンタヘナ)+カーキ(ハーブカラーピアンタ)/2:1、 水/カラー剤に対して7倍(粘性をチェックしながらミックス)

TECHNO HENNATECHNO HENNA

LOHAS Herb Series ロハスハーブシリーズプロフェッショナルケアLOHAS Herb Series ロハスハーブシリーズプロフェッショナルケア

天然のハーブエキスを凝縮させた髪と頭皮に優しいヘアケア商品。シャンプーによるダメージに着目し洗浄成分にこだわりました。天然のハーブエキスを凝縮させた髪と頭皮に優しいヘアケア商品。シャンプーによるダメージに着目し洗浄成分にこだわりました。

天然ハーブの力でトリートメントしながら染めるロハスハーブシリーズ天然ハーブの力でトリートメントしながら染めるロハスハーブシリーズ

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テクノエイト株式会社/TEL.06-6968-1253テクノエイト株式会社/TEL.06-6968-1253

テクノエイトは『美と健康』や『環境』をテーマに、愛されるロハス製品づくりを追求し、仕事を通し関わりあう人との出会いを重んじ、プロとして互いに向上できることを目指しています。

Hair/塩崎正樹(NATURA) Make/矢田知也(NATURA) Photo/生駒由美 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:NATURA(ナチュラ)

※2009年8月4日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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