AFLOAT  宮村浩気のアイロンテクニック ひし形フォルムにするアイロンワーク【ボブ編】

毛先カールと表面の浮遊感カールでふんわりさせて柔らかいひし形フォルムに仕上げるアイロンテクニックです。

カウンセリング

超軟毛のボブをふんわりしたひし形フォルムのカールヘアに

毛量が少なくてやや細くかなり柔らかい髪質です。超軟毛でペタンコになるのでスタイリングで苦労するのがお悩みです。そこで、ボブスタイルを生かしたひし形フォルムのカールヘアにチェンジします。

Advice

ブレンドカールを作って
ひし形フォルムに仕上げる

AFLOAT CEO 宮村浩気さん

アイロン操作に入る前に、アイロン用のトリートメントスプレーを塗布すれば髪を保護しながらカール感がキープされます。全体的にベースカールとして毛先を平巻きにして、そのパネル間にミックスカールをブレンドします。ただし、サイドは表面と内部にブレンドカールを作ってひし形フォルムに仕上げます。使用するアイロンは髪の長さに合わせて26mmを使い設定温度は210℃にします。

Technique Process テクニックプロセス

1

バック。正面から見た時のアクセントにするため耳後ろを逆巻きにして少しハネ感を出す。

2

上下2段に分けてネープを平巻き。上段も同様に毛先にしっかりしたカール感を出す。

3

さらに、トップの髪をランダムに引き出してブレンドカールを作る。クリンとならないようにアイロンを滑らせながら抜く。

4

サイド。まず、もみ上げの髪を前方に引き出してフォワードに巻く。これで小顔効果を出す。

5

ベースを平巻きにしてパネル間から毛束を引き出してブレンドカールを作る。ミックスカールでランダムにする。

6

サイド上部も同様に中間まで平巻きで毛先にカールを作る。

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さらに、パネル間から毛束を引き出してミックスカールでブレンドする。

8

サイドの表面はベースカールと同様に平巻きする。

9

逆サイドも同様に巻く。

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トップ。ふんわりした立ち上がりを出すため、毛先を持って根元のみしごくようにして熱を与える。

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その下にランダムにブレンドカールを作る。

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前髪の表面にリバースカールで表情をつける。

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巻き終わり。

14

スタイリング。カールの束を指でほぐしながら大きなシルエットにして徐々に小さくまとめる。

15

パウダーワックスを塗布してカール感をキープする。

16

全体のバランスをチェックしてトップをふんわりさせる。

これがプロ用カールアイロンのスゴさ! クレイツアイロンQ&A

Hair/宮村浩気(AFLOAT) Make/高橋雄佑(AFLOAT) Photo/生駒由美 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:AFLOAT(アフロート)

※2014年9月2日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
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