AFLOAT JAPAN 由梨が教えるアンヴィエ テクニック クロスチェックでムラなく根元を染めるカラーリング

ダメージを負っている規染毛と比較して、根元の新生部は発色が遅くなりがちです。そんな根元をムラなくしっかりと定着させるテクニックです。

Counseling

褪色が少なく赤みの残る髪にツヤ感カラーを施す

髪質はやや硬くて毛量が多い状態。ダメージは弱損傷で事前のカラーの褪色はあまりありません。髪は6レベルで赤味の残るウォームブラウン系の残留色素があります。

Advice

根元はクロスチェックでしっかりとカラー剤を塗布

AFLOAT JAPAN ヘアクリエーター 由梨さん

色ムラをなくすために、新生毛はクロスチェックでしっかりとカラー剤を塗布します。中間から毛先はサイドから塗り始めますが、トップは体温で発色しやすいので塗布量を少なくします。またバックは色ムラにならない程度に厚くパネルを取ってスピーディーに塗ります。今回のレシピは、根元はアンヴィエRB-7とVB-7(3:1)でブルーオキシは6%。毛先はRB-8とVB-7(2:1)でブルーオキシは6%でカラーリングをします。

Process

1.前処理。プレシャンプー後にアンヴィエ プレトリートメントを霧吹きで塗布してドライする。

2.カラーリング。薬剤を調合し、バックの根元から塗り始める。パネルは1cmのスライス幅で取る。

3.クロスチェック。さらにバイアスでスライスしてムラなく根元を塗布する。

4.同様にサイドの根元を塗布。ここもクロスチェックでムラなく塗布する。ただしトップは体温が高いので塗布量は少なくする。

5.フェイスラインの塗布。ここも発色しやすいので塗布量は少なめにする。

6.根元を塗布したら中間から毛先を塗布する。中間から毛先はサイドから塗り始める。

7.毛先はコームで塗布をして、さらに指でもみ込んでしっかりと定着させる。

8.バックも同様に中間から毛先を塗布。ただし、パネルは2cm幅で少し多めに取ってスピーディーに塗布する。

9.カラーリングの終了。このまま約15〜20分間、自然放置する。その後にカラーチェックをする。

10.アフターケア。シャンプー後にアンヴィエ アフターリンスで頭皮や毛穴に残った薬剤を除去。トリートメントをして仕上げる。

11.仕上がり。

apish ginZa 宮下浩一郎が教える 彩度チェンジで色味を加えて境目をなくすカラーリング

Hai&Make/由梨(AFLOAT JAPAN) Photo/奥村浩毅 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:AFLOAT(アフロート)

※2014年12月2日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
「あなたの感想」をお聞かせください。
※上のどれかのボタンを押すと編集部宛てに感想を送信できます
最新のらしさ特集
らしさ特集  バックナンバー