美容室のシャンプーを買えば、間違いない?

シャンプーの誤解

美容室のシャンプーだから、必ずよいとはいえません。

よく、市販のシャンプーと美容室のシャンプーを比較しますが、市販がすべて駄目、美容室のシャンプー(サロン専売品)がすべてよいと言うわけではありません。ドラッグストアのプロユースの製品も同じ。しかも、値段が高ければすべてよいわけではなく、安ければすべてダメというわけでもありません。よいシャンプーは、「洗いあがりにパサツキや、毛先のひっかかりがないもの。手に吸い付くようななめらかな感じで、指ばなれがよいのが特徴です。クレンジング系のシャンプーはキシキシしますが、乾くとサラサラになります。手ぐしを通して、ザラつきが減ってツルっとした感じになればOK。明らかに引っかかりが強くなったら、すぐにやめたほうがいいですね」と下久保さん。参考にしてみては。

化粧品もシャンプーも、考え方は同じ

シャンプー選びは、基礎化粧品選びによく似ています。一人一人肌や体質が違うように、髪質も頭皮の状態も違います。ある人にはぴったりの商品が、ある人にはアレルギーが出る場合もあるのです。自分で探すのが難しい人は、信頼できる美容室で相談してみて下さい。頭皮や髪質の状態を見て、ふさわしいシャンプーを選んでもらえるでしょう。また、現在はどの商品にも成分が表示されています。「避けたほうがよい成分は?」「おすすめのシャンプーは?」「シャンプーの誤解」のコラムなどを参考に、自分で成分表示を理解できるようになるのが、かしこい消費者になるためのコツといえるでしょう。


※2006年8月8日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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