HOULe 代表
柏木ゆたかさん
サロンワークを中心に、一般女性誌や美容雑誌に多くの提案をし続けています。サロンワークにおいては、再現性の高いカット、偏りのないテイスト、ナチュラルな中にも他とは一線を引いたデザインを提案しています。
今回のカラー特集で美髪カラースタイルを提案していただいたHOULeの柏木ゆたかさんとアンヴィエを開発した株式会社ヘアテック・ジャパンの水野智子さんに、トレンドスタイルやアンヴィエの実感について語っていただきました。
水野/今回、当社のアンヴィエを使ってカラースタイルのコラボレーションをしていただきましたが、HOULeさんに来店されるヘアカラーのお客様はどのようなご要望をお持ちですか。
柏木/うちのお客様はお手入れが簡単で健康的なナチュラルなデザインを好まれますから、カラーも自然な色味で毛先までしっかりした発色とツヤ感を求められますね。
水野/今回、使用していただいたアンヴィエには3つの特長があり、その中のひとつ1剤では酸素のチカラで早染めを実現させた上に、アルカリを軽減するためにここでも酸素を利用しています。その結果、弊社従来のヘアカラー剤より15%ほど少なくすることに成功しました。これにより、やさしいカラーリングを実現しています。初めて使われた感想はどうでしたか?
柏木/褪色した毛先や白髪に対してしっかりと色素が入っていく感じがしました。逆に、弱損傷の場合は適度な発色とツヤ感が生まれて仕上がりも上品ですね。それと、アンヴィエ メジウムを使いこなせばもっと鮮やかなトーンコントロールができると思います。毛先の沈みやくすみが解決できるのでファッションカラーのニーズにも対応できると思います。
水野/当社がこのアンヴィエで打ち出したいコンセプトが「ディープ・ファッションカラー」です。ファッションカラーからグレイカラーに移行する年齢層の方にとって、グレイカラーという言葉の響きに抵抗があるようです。それを払拭するために、アンヴィエでディープ・ファッションカラーという新しい概念を浸透できればと考えております。
柏木/実際におしゃれ染めや白髪染めといった言葉は、世間が便宜上で決めた言葉なんですね。だから、うちではカウンセリングで、技術や薬剤はどちらも同類ですよとご説明しています。ただ、アンヴィエは7〜9レベルの発色が鮮やかなので、30〜40代のファーストグレイの女性に最適だと思いますね。
水野/アンヴィエの基本ラインナップはブラウンをベースにした8種類の色味で、明るさは3〜9レベルの30色をご用意しています。色味に関してどのように感じられましたか。
柏木/今回、私が提案したような地毛っぽくておしゃれなブラウン系にしたい場合は少し赤味をプラスした方がコクとツヤ感が出ると思います。ナチュラルブラウンとピュアブラウンはかなりツヤが出るでしょうね。
水野/このアンヴィエを使って今後はどのようなご提案が可能でしょうか。
柏木/やはり、若いお客様のようにかなり明るいカラーよりも落ち着いた大人の女性におしゃれなカラーとして幅広いご提案ができるでしょうね。それと、パーマをかけている方にツヤを再現できるカラーとして喜ばれると思います。
株式会社
ヘアテック・ジャパン
取締役 水野智子さん
お客様の「美しくありたい」「幸せでありたい」「健やかでありたい」「心豊かでありたい」の願いを共存し、製品を通じて一期一会を大切にします。そして、人にやさしく、自然にやさしく、環境にやさしいモノづくりを追求しています。
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