AFLOAT  宮村浩気のアイロンテクニック 浮遊感を出すアイロンワーク【ミディ編】

毛先カールのパネル間をブレンドした中間ミックスカールで浮遊感のあるカールスタイルにします。

カウンセリング

ペタンコで動きの出ない髪にエアリーな浮遊感を与える

毛量はやや少なく細くて柔らかい髪質です。スタイリングでもペタンコになって動きが出ないのがお悩みです。そこで、アイロンカールで空気感のある柔らかいカールヘアにスタイルチェンジします。

Advice

各パネル間の中間に
ブレンドカールを作って浮遊感を出します

AFLOAT CEO 宮村浩気さん

アイロン操作に入る前に、アイロン用のトリートメントスプレーを塗布すれば髪を保護しながらカール感がキープされます。バックとサイドは1.5回転で毛先を平巻きにします。さらに、カールとカールの間からパネルを引き出して中間部分にカールをブレンドします。ブレンドカールはフォワードとリバースのミックスにして浮遊感を出します。使用するアイロンは32mmで設定温度は210℃にします。

Technique Process テクニックプロセス

1

バック。平巻きで毛先を1.5回転巻く。バックはセンターを中心に5分割で巻く。

2

最終パネルまで同様に1.5回転で平巻きにする。

3

各パネルの間からパネルを引き出して中間のみカールを作ってブレンドする。

4

次のパネルは逆方向に巻いて平巻きと逆巻きのミックスカールにする。

5

表面に束感を作る。薄くパネルを引き出して軽く内巻きにして上からかぶせる。

6

トップにボリューム感を出す。毛先を持って根元のみしごくようにして熱を与える。

7

サイド。パネルを斜めスライスでバックサイドを一緒に巻く。

8

顔まわりはフォワード気味で毛先を平巻きにする。

9

耳上の髪を薄く取ってリバースに巻き束感を作る。

10

ヘムラインはフォワードに巻いて前方に流す。

11

バックと同様に各パネルの間からパネルを引き出して中間のみカールを作ってブレンドする。

12

サイド上部。毛先を平巻きにしてカール感を強調する。

13

トップ。毛先を持って根元のみしごくようにして熱を与えてふんわり感を出す。

14

前髪。毛先を平巻きにしてグローブを緩めながら後方に向かってアイロンを抜く。

15

逆サイドも同様にアイロンで巻く。

16

巻き終わり。

17

スタイリング。髪の内側から手グシを入れて空気を含ませるようにしてほぐす。

18

仕上げにパウダーワックスを塗布してカール感をキープする。

AFLOAT 宮村浩気のアイロンテクニック ひし形フォルムにするアイロンワーク|For Bob

Hair/宮村浩気(AFLOAT) Make/高橋雄佑(AFLOAT) Photo/生駒由美 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:AFLOAT(アフロート)

※2014年9月2日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
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