極めよ!スタイリング道 巻き髪Arrange03毛先を手で優しく握る ヘアミルクでツヤ感を
才色兼備なSカールで 魅せる大人のフェミニン
アイロンでボリューム調整をして、ふんわり感とタイトさを共存させました。ポイントは毛先のカール感。少し強めのSカールでフェミニンな印象に仕上げました。
Before
毛量が多めで、ボリュームが出やすいうねったクセが。スタイルにもっとメリハリ感を出したいです。
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From Stylist
スタイリング剤のつけすぎはNG
Xel-Ha ヘアクリエイター みねかさん
アイロンは、中間部分に使いすぎるとボワッと膨らむので、毛先中心を心がけてください。毛先に少しボリューム感をつけた方がシルエットはまとまります。
また、スタイリング剤をつけすぎると重みで崩れてしまい、スタイルの持ちが悪くなります。あまりつけすぎないようにしてください。
なぜこのスタイリング剤?
ミディアムヘアなので、アイロンは32mmを使用します。アイロンで巻いた後、表面にはツヤ出しスプレーを使い、毛先のカール部分には洗い流さないタイプのトリートメント剤のヘアミルクをつけます。仕上げはハードスプレーでキープします。
準備するもの
・32mmアイロン
・ヘアミルク
・ツヤ出しスプレー
・ハードスプレー
詳細はこちら>>
How to Styling
01.表面は内巻きでソフトに
表面の髪は、32mmのアイロンで内巻きにして、ソフトなシルエットに整えます。アイロン操作は毛先部分にとどめ、中間は巻かないように注意します。中間まで巻くと、ハチ周りに余分なボリュームが出てしまうので、目尻の位置より下のラインでストップします。
02.えり足はリバースカールで
バックは内巻きにして、えり足はリバースカールをつけます。表面の内巻きカールと、方向を逆にすることで、立体的な動きを求めます。
Pointえり足はリバースカールで立体感を出して!
03.トップは立ち上がりを出す
トップは毛先から根元まで後方に巻き込んで、立ち上がりとボリューム感を出します。毛先から挟むのは難しいので、毛束を取って最初に根元付近を挟み、そのまま毛先までスルーしてください。全体的に熱を与えたところで、毛先から巻き込むとやりやすくなります。
04.表面にツヤ出しスプレーを
アイロン操作を終えたら、最初に表面にツヤ出しスプレー『グロスキープ メイクアップスプレープロ』を塗布します。中間から根元部分はストレートなので、ツヤ感を出してスタイルにしっとり感を表現します。
Point表面にはツヤ出しスプレーを使って!
05.カール部分にはヘアミルクを
アイロンでカールをつけた毛先部分は、ヘアミルク『ジューシーアップ アウトバスミルクプロ』をつけていきます。これは洗い流さないタイプのトリートメントです。手のひらに2プッシュして、両手でよく伸ばします。
06.優しく握るように毛先につけていく
毛先のカール感を崩さないように、手で優しく握るようにしてヘアミルクをつけていきます。スタイリング剤はカールを作った毛先につけます。フォルムが崩れやすくなるので、トップや表面のストレート部分にはつけないでください。
07.ハードスプレーでキープする
ヘアミルクをつけ終わったら、カール部分にハードスプレー『フィニッシュキープ メイクアップスプレープロ』を使います。この時、毛束を持ち上げて内側からスプレーするのがポイントです。
少しずつ毛束をつまみ取りながら、ていねいに内側からスプレーしてください。
08.指でつまんでカール感を強調する
最後の仕上げは、指で毛束をつまんで毛先のカール感を強調します。顔まわりやサイドは顔を包み込むように。そして、えり足のカールは束感を少し出すことで、自然な動きが表現できます。あくまでも作りすぎず、ナチュラルなスタイルに仕上げてください。
えり足は内巻きとリバースをミックス
Point1
全体的に内巻きをベースにして、えり足にリバースカールをつけました。毛先の立体的な動きがポイントです。
ハチまわりはふんわりタイトに
Point2
ハチまわりはペタンコにならない程度にタイトな丸みを出し、その延長線上で前髪からフェイスラインにつなげています。
柔らかい丸みと毛先の動きが一体となって女らしく!
After
ナチュラルなストレートヘアから、立体感のあるシルエットにまとまり、毛先のカール感がアクセントを与えています。スタイリング剤をサラッとつけることで、より自然なふんわり感が生まれました。