お悩み counseling03 ゼッペキで気になる後頭部を“坂巻流”でこう解決!


ツイストカットで毛先にランダムな動き
耳後ろの毛は毛束の上をカットし、サイドの表面はツイストしてカット。毛先にランダムな動きが生まれます。


フラットな後頭部は内部を削いで丸みを
絶壁対策は、内部の毛に空間を作り、表面に丸みを与えます。首まわりもタイトになり、凹凸感が生まれます。


Sakamaki's アドバイス
髪質が細い、柔らかい、ハリやコシがない、毛量も少ない。そんな人には、ハサミよりレザーカットの質感の方がお似合いです。また、絶壁でフラットな人も、内部に長短の毛を作って空間を与えれば、表面の毛が持ち上がって丸みを出します。パネルを彫刻的に削いで空間を作るスカルプチャーカット、長短を与えるウィービングカット、ランダムな毛先を作るツイストカットなど、このスタイルにはレザーオリジナルのカットテクニックを駆使しています。当然、パーマをかけてボリューム感をアップさせれば、スタイルが立体的に動いて、さらにカットとの連動で空気感や透け感が生まれます。


STYLE DATA
プロの技見てみたい!多彩なカットテクニックで髪質と骨格をフォローする
髪の状態や骨格に応じて、カットの技法を駆使することで求めるデザインが実現できます。それもレザーの特長です。


“ウィービングカット”で毛先を軽く
アンダーセクションは大まかにウィービングカットをして、毛先の重さを取りながら束感を作ります。このカットにより後頭部に丸みが生まれ、首まわりの髪がランダムに動きます。

ツイストカットでランダムな動きをプラスする
サイド上部の髪は、ツイストカットでランダムな質感を作ります。ハチ付近の毛をツイストカットすれば、毛が落ちる顔まわりで動きがつきます。また、束感もつきやすくなります。

髪の内部に空間を作って透け感を出す
パネルを間引くように、スカルプチャーカットで空間を作ります。毛量を調整しながら、毛先には軽さと束感が生まれます。また、パーマをかけた時にも、ソフトな動きが出ます。