髪質を選ばずすべてのメニューに対応するサポートアイテム

橋本／今回、当社のメルシューブシリーズを使ってスタイルのコラボレーションをしていただきましたが、実際に使用された感想はどうでしたか。

坂巻／まず、最初にうちのスタッフがパーマでテストをしてその仕上がりに驚いたんです。減力せずにカールが形成できて施術もスピーディーだったと。その報告を受けて私もテストをして良さを感じました。実際にサロンワークで使用しても、お客様の反応がよく、今ではパーマメニューをサポートしてくれる必須アイテムだと実感しています。

橋本／パーマに対するメルシューブの特長は、狙った部分に思い通りのカールが形成できるという点です。しかも、髪質を選びません。例えば、ネコっ毛の人にはボリューム感を、ゴワつく人にはしなやかなパーマになります。

坂巻／今までのパーマメニューの場合、髪質に応じて使用する器具や技術を変えていましたが、今ではメルシューブですべて対応できます。そういう意味でも、パーマ比率を上げるために一役かってくれる商品ですね。前処理やトリートメントの実力を超えた新しいカテゴリーと言っても過言ではありません。

橋本／カラーに対しては、発色性の良さを発揮しながら持続性が高まります。鮮やかなカラーが長持ちするんです。さらに、きしみがないので指通りもなめらかです。特に、新生毛やグレイカラーはよく染まります。

坂巻／カラーでは、ファッションカラーやグレイカラーを問わず、色のくすみを抑えながら透明感があり、ツヤのあるきれいな発色を実感しました。わずか3種類のトリートメントでこの仕上がりは満足できますね。

橋本／M1の特長は、パーマ剤の還元促進とダメージ修復を同時に行うので、パーマで優れた効果を発揮します。M2はカラー剤の発色促進とダメージ修復を同時に行うのでカラーで優れた効果を発揮します。M3は残留アルカリを確実に除去し、キューティクルをフラットな状態に整えます。強い酸でシステアミン等の残臭を確実に除去します。サロン様だけではなくお客様にもご満足いただけると思います。

消費税アップに対してそれ以上の満足感をお返しする

坂巻／近い将来、消費税がアップすることで悩んでいるサロン経営者の方が多いと思います。私は、メニューシステム、技術、接客、デザインなどを見直して、現状から3％アップするなら逆に5％の満足感を与えたいと考えます。そうすれば、お客様にとって2％のお得感が生まれますよね。

橋本／消費税アップの問題はサロン様やお客様だけでなく、我々メーカーにとっても大きな問題です。その5％の満足感をどのように高めるおつもりですか。

坂巻／5％アップを達成するには、「価値」「品質」「利便性」が必要だと考えています。髪本来の品質を改善しながら、デザインの価値を高める。そして、ホームスタイリングで再現しやすい利便性を追求すれば5％以上の満足感を感じていただけるでしょう。

橋本／なるほど。でも、サロンで髪質を整えて美しく仕上げていただいても、大切なのはお客様ご自身による毎日のホームケアですよね。そのために、サポートアイテムのシャンプー＆トリートメントをご用意しています。1ヶ月に一度サロンに通われても、残りの29日はご自宅でのケアになりますから。実はそれが大切なんですね。

坂巻／apishではさまざまな店販商品をご用意していますが、メルシューブのシャンプー＆トリートメントは最高峰の位置づけとしてお客様におすすめしています。比較的、髪のお悩みを多く持つ大人のお客様に対して、その価値が伝わる商品だと思いますね。

橋本／メルシューブシリーズはシリコン系のコーティング剤が一切含まれていません。主成分はヒアルロン酸より2倍の保湿力を持つ「リピジュア」を高配合しています。これによってベタツキや重さのないうるおいが生まれるんです。

坂巻／今の美容師に求められるのは「共感力」です。例えば、ヘアに関するお悩みを持っているお客様に対して私たちが共感し、いかに解決策を提案できるかが問われると思います。お悩みの解消にはトリートメントが不可欠で、お客様に理解していただくことでサロントリートメントの価値が高まると思います。そういう意味で、このメルシューブは重宝する商品ですね。