ダメージを抑えながら、硬い髪質を柔らかく魅せるカラーのテクニックです。発色と色持ちのよさを叶えるシンプルなワンメイクカラーをご紹介します。
毛量はやや多く、髪質もやや太くて硬い状態です。さらに毛先は数ヶ月前のカラーが褪色していて乾燥毛でパサついています。そこで、傷みを感じさせない持続性のあるカラーをします。


apish 代表 坂巻哲也さん
メルシューブの効果で、発色性と持続性を叶えたカラーリングをしました。前処理でダメージを補いながら中間処理で発色を促進させているので、健康的なツヤ感と色持ちがアップしています。全体に発色が鮮やかなので、束感による陰影で立体的に見えるのがポイントです。

1/前処理。プレシャンプー後にメルシューブM2(4倍希釈)を塗布する。

2/カラー剤の塗布。発色が促進されるので早めにカラーチェックをする。

3/カラーチェック。

4/乳化。お湯を使わずメルシューブM2(4倍希釈)を塗布しもみこむ。

5/乳化。さらにM3(10倍希釈)を塗布しもみこむ。

6/シャンプー。オーガニックシャンプーを適量取る。

7/しっかりシャンプーしてオーガニックヘアエッセンスを少量つけて仕上げる。