air 喜多代陽介×アンヴィエ ヘアカラー

洗練された女らしさを描く“グレージュ”に注目

鎖骨まわりで毛先が揺れる、フェミニンなAラインヘア。髪色は定番のアッシュベージュを合わせると派手に見えがちなので、今回はグレーを基調にしたスモーキーベージュをチョイスしました。ベースの黄味がしっかり削られるので、アッシュよりまろやかな質感になって、イメージもぐっと上品に。女らしいけど媚びてない、洗練された都会的ムードへとセンスアップ。

Before

具足 紀子さん

髪質はハリのある直毛で、毛量は普通。前回染めたアッシュ系カラーが抜けてきて、10レベルのイエローベージュになっています。

可愛さのポイント その1

甘さ控えめ。モノトーンの
グレージュであか抜け顔に

首筋で少しくびれが出るようにカットした、女らしいAラインカール。甘さを抑えたグレーベージュを合わせることで上品感がアップ。

可愛さのポイント その2

ハイ&ローライトの陰影効果で
ランダムな束感を強調

さりげなく陰影をつけたハイライト&ローライトで、立体的な束感を引き立てます。毛先カールのランダムな動きが引き立って華やかに。

アンヴィエ ヘアカラー・カラーリングレシピ

9レベルのグレーベージュに
ハイ&ローライトをプラス

ベースはアンヴィエ ヘアカラーGN8+N10+チョイスカラー ブルー(1:1:20%)を使用。新生部はブルーオキシ6%、既染部は3%。ベースを染めたあと一度流して、トップとミドルゾーンにハイライト&ローライトを施します。薬剤はハイライトNB10(ブルーオキシ6%×2倍)ローライトGN5(ブルーオキシ3%)を使用。

After|白を混ぜたような、ふんわりまろやかなグレーベージュ

黄色く抜けていた髪色を落ちつかせるため、グレーベージュでカラーリング。グレーを使うことで、絵の具の白を混ぜたようなまろやかな風合いになるのがポイントです。赤味も黄味も少ないモノトーン風味のグレーベージュはこれからのトレンドになりそう。毛先の動きを引き立てるため、ハイライト&ローライトを入れて、重めのAラインヘアに躍動感をプラスしています。

スタイリング方法をアドバイス!

毛先だけのハーフカールで
表面はAラインのツヤを残し
清楚に仕上げて

air-OSAKA ディレクター/店長
喜多代 陽介さん

上品な女らしさを大切にしたいので、巻き髪でも表面はストレートタッチのツヤを残します。根元を中心にドライヤーで乾かしてボリュームを出したら、太めのアイロンで毛先だけハーフカールずつ巻いていきます。仕上げにオイルとワックスを混ぜたものを毛先にもみこんで、手ぐしで軽くほぐして完成です。

Hair&Make/喜多代 陽介(air-OSAKA) Photo/奥村 浩毅 Text/高田 秀子 構成/らしさ編集部
取材協力:air(エアー)

※2015年1月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税8%の税込価格です。
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