憧れの外国人風ニュアンスになれる、ハイトーンのアッシュベージュ。アッシュの青味をしっかり入れて赤みを消すことで、存在感のあるおしゃれカラーに仕上がります。立体感が出るように、根元からグラデーションをつけて毛先をふわっと明るく。さらに太めのハイライトを顔まわりとえり足に入れて、浮きでるようなライン効果を加えています。巻き髪のうねりが華やかに引き立っていっそうゴージャスに。
只津 侑美さん
髪質は硬くて量も多く、乾燥しやすいタイプ。ハイトーンのアッシュが褪色してきて、とくに毛先が明るく抜けている状態です。
太めのハイライト効果で
外巻きカールをより立体的に
えり足に入れた太めのハイライトがポイント。巻いたとき、ちょうど毛先カールにハイライトの動きが束っぽく浮きでるよう計算しています。
青味をしっかり入れるのが
外国人風カラーの決め手
寒色らしい青味をしっかり入れて外国人ぽいスモーキーなニュアンスを実現。ハイライトとのコントラストも引き立って、動きのある髪に。
11〜13レベルのグラデアッシュに
太めハイライトをプラス
まずブリーチ(オキシ3%)を使用してハイライトを入れます。チップは幅5mm×深さ5mm で1cm感覚。顔まわりとえり足中心に、ロングの場合で35枚〜40枚。ベースカラーは時間差で塗布してグラデに仕上げます。新生部はアンヴィエNB9+AB8(1:2/ブルーオキシ6%)、既染部にAB8(ブルーオキシ3%)を使用。新生部から中間部まで塗布したあと10分放置。そのあと毛先に塗布してさらに10分放置。
もとのハイトーンを生かして、11〜13レベルのアッシュグラデーションにチェンジ。毛先を明るくすることで、重めロングでもすそが沈まず、巻き髪がふわっとやわらかく仕上がります。ハイライトはなじまないよう、正方形のチップで太めのウィービングを入れて、しっかりコントラストが浮きでるように。外巻きリバースウェーブに合わせて、クールグラマラスな外国人風テイストを満喫。
顔まわり全体をリバースに
巻いて、しっかり大きな
外巻きカールをつけて
WHITEHOUSE OSAKA
チーフスタイリスト 滑石 隆介さん
32mmのアイロンを使って、顔まわり全体をしっかり強めの外巻きに。口元からすそにかけて、くっきり大きなリバースカールがつくように巻いていきます。アイロンに対して毛束を直角にまきつけると、カールのリッジ(立体感)を強く出せますよ。バックはリバースとフォワードを混ぜたミックス巻きでランダムに。