震災復興に向けて、美容師さんたちが中心となった美容界支援プロジェクト『Beauty Force』が立ち上がりました。ここではビューティ フォースの活動についてご紹介します。
1人の美容師さんを助けることで
多くのお客さまへハッピーが広がる
東日本大震災で被災された人たちを支援しようと、美容界支援プロジェクト『Beauty Force』(ビューティ フォース)が発足されました。このプロジェクトは、『美容師にしかできない、美容師だからできること』を念頭に結成された団体で、継続的な復興支援とさまざまなチャリティ活動を行うことを目的にしています。
まずは、被災地の美容師さん一人ひとりを助けることで、そこから何百人のお客さまへとハッピーが広がって行く。そんな、ハサミがつなぐ支援の輪を、たくさんの仲間たちと一緒に広げて行こうと活動しています。
現在、協賛サロンや協賛企業の募集、募金箱の設置やステッカーの製作、全国のサロンに呼びかけてのチャリティイベント開催やオリジナルグッズの販売等を行い、寄せられた支援金を被災地復興に活用されています。また、被災地でのボランティアカットの実施や、5月24日にチャリティイベント『The Meeting at omotesando』を開催するなど活動が広がっています。さらに今後の展開に注目したいところです。
4月12日に東京・代官山で行われた美容界支援プロジェクト『Beauty Force』(ビューティ フォース)の記者発表会。
支援内容は3つのプランを展開中
辛い避難生活を送る被災者の方々に美容サービスを提供して、癒しの時間を届けます。関東近郊に避難中で来店可能な方にはサロンのフリーチケットを配布してシャンプー&カット等をサービス。また、避難所を訪れてボランティアカット等を実施します。
NGOやNPO団体と協力して、不足している食料や水、衣類などの援助物資やサービスを支援します。特に美容に関して必要な物資の調達等を計画中です。また、支援先団体として、被災者の中でも女性と子供に焦点をあてたNGO団体を考えています。
被災地で職場を失った美容師さんがたくさんいます。そんな方の復興支援としてサポート活動を考えています。まずは、被災地での美容師さんを助けることで、そこから多くのお客さまの喜びにつなげたい。そんな復帰できる環境を整える活動を計画しています。
『Beauty Force』実行委員会
代表/尾崎隆司さん(INSOLITE BEAUTE)
坂巻哲也さん(apish)、柏木ゆたかさん(rivage)
木村文一さん(Terrace AOYAMA)、小松利幸さん(ANTI)
斉藤充弘さん(RED★HOT)、土橋勇人さん(DIFINO)
西海洋史さん(nishigai labo)、宮村浩気さん(afloat)
北村慎太郎さん(Ivory Inc)、高田秀子さん(ヘアライター)
山名芳雄さん(事務局)
監事:松田和彦さん(税理士)