クリップパーマテクニック解説3 デジクリップ|デジタルパーマに対応したソフトなモイストウェーブ

パサついた髪をしっとりさせながらソフトな質感パーマに仕上げます。
モイストウェーブをデジタルパーマに応用させたテクニックです。

カウンセリング(Before)

パサつきを抑えてしっとりしたパーマに

やや太くて中損傷のダメージレベルです。乾燥毛で毛先がパサついている状態なので、モイストウェーブでしっとりとうるおいのあるパーマをかけます。

スタイリストアドバイス

低温のデジタルパーマ仕様なので
仕上がりがソフト

afloat-f チーフ
SHIZUOさん

パサついた髪に保湿効果を与えて、しなやかなパーマをかけます。モイストウェーブをデジタルパーマ仕様で施術しますが、細めのロッドで巻いて低温でかけるのでダメージの心配もありません。スタイリングでソフトな質感が蘇るので、ドライをした時に手触りでふんわりした実感が得られます。

今回使用したアイテム

『デジクリップ』

従来のデジタルパーマなどのホット系パーマ機器に対応するクリップ。

『プロキュア・ライト』

20種類の天然ハーブを配合したヘアウォーター。

テクニック解説

1.前処理。カウンセリング後にADコンプレックスを全体的に塗布してドライします。

2.1剤塗布。リブラアシッドとゼロファイトをつけ巻きします。

3.ワインディング。デジタルパーマのロッドを巻いて、その上からデジクリップを装着します。

4.ワインディング終了。ロッド全体にデジクリップを装着して、デジタルパーマ処理を行います。

5.2剤塗布。ADフレックスで中間リンスをした後にタッチ2000を塗布し8分間放置します。

6.テストカール。

8.後処理。カール部分にADマトリックスを塗布してもみ込みます。

9.スタイリング。ヘアウォーターのプロキュア・ライトを塗布してスタイリングします。

7.ロッドアウト。

After

風になびくようなしっとりしたうねりカール

パサついた髪にしっとりしたうねりカールを表現。細めのロッドで低温のデジパー処理をしているので、ドライした時にソフトなカールが簡単に再現できます。手グシでルーズな動きを出し、風になびくような優しいイメージにしました。

クリップパーマテクニック解説2 ナノアクアライト|少ないロッドで効果的にパーマをかけたモイストウェーブ

スペシャル対談|afloat-f ケンイチ×アドバンス 木村 仁 ホット系パーマとここが違う!『モイストウェーブ』の魅力

Hair&Make/SHIZUO(afloat-f) Photo/奥村浩毅 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:afloat-f(アフロート エフ)

※2011年8月9日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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