ダメージをフォローしながら硬くて太い髪質を柔らかい質感にチェンジ。
そんなモイストウェーブのテクニックをご紹介します。
硬くて広がりやすい髪質にしっとりパーマを
やや硬くて太い髪質です。全体的に中損傷、毛先は強損傷のダメージがあります。
若干、膨らみやすいのでフォルムをまとめながらしっとりしたパーマをかけます。
湿熱でかけるからダメージ毛でもしっかりかかる
モイストウェーブは従来のデジタルパーマと違って、クリップヒーターを装着した部分からしっかりパーマがかかります。しかも、湿熱で髪が潤うのでダメージヘアにも安心です。毛先がまとまりフォルムもしなやかなカール感が生まれるので、お客さまも毎日のスタイリングで再現性がアップすると思います。
1.カウンセリング。髪質とダメージレベルをチェックします。
2.前処理。ADコンプレックスを全体的に塗布してドライします。
3.1剤塗布。リブラアシッドとゼロファイトをつけ巻きします。
4.ワインディング。トップは立ち上がりを求めるためアップステム。サイドは中間まで巻きます。ネープは逆巻き。
5.ワインディング終了。トップは26mm、サイドとバックはロッドのランクを徐々に下げて23〜17mmでワインディング。えり足は逆巻きにします。
6.アクアラップ装着。先端をラバーにかけてロッド全体にセットします。
7.クリップヒーター装着。アクアラップの上からさらにセットします。
8.ナノアクアに接続。5〜8分間湿熱加温して3分間放置して蒸らします。
9.2剤塗布。ADフレックスで中間リンスをした後にタッチ2000を塗布し8分間放置します。
10.ロッドアウト。
11.後処理。カール部分にADマトリックスを塗布してもみ込みます。
12.スタイリング。ヘアウォーターのプロキュア・ライトを塗布してスタイリングします。
2層のカールで柔らかいフォルムに変身
外ハネと内巻きカールの重なりで、フォルムをふんわり仕上げたパーマスタイル。根元からふんわりエアリータッチにして、柔らかい丸みのフォルムに。外ハネカールのえり足を、内巻きにしたトップの髪でヴェールのように包み込んでいます。