クリップパーマテクニック解説1 ナノアクア|柔らかい質感パーマがしっかりかかるモイストウェーブ

ダメージをフォローしながら硬くて太い髪質を柔らかい質感にチェンジ。
そんなモイストウェーブのテクニックをご紹介します。

カウンセリング(Before)

硬くて広がりやすい髪質にしっとりパーマを

やや硬くて太い髪質です。全体的に中損傷、毛先は強損傷のダメージがあります。
若干、膨らみやすいのでフォルムをまとめながらしっとりしたパーマをかけます。

スタイリストアドバイス

湿熱でかけるからダメージ毛でもしっかりかかる

afloat-f マネージング ディレクター
ケンイチさん

モイストウェーブは従来のデジタルパーマと違って、クリップヒーターを装着した部分からしっかりパーマがかかります。しかも、湿熱で髪が潤うのでダメージヘアにも安心です。毛先がまとまりフォルムもしなやかなカール感が生まれるので、お客さまも毎日のスタイリングで再現性がアップすると思います。

今回使用したアイテム

『ナノアクア』

最新パーマシステム『モイストウェーブ』を実現する加温器。毛髪内部の蒸気の力で効率よく加温します。

『プロキュア・ライト』

20種類の天然ハーブを配合したヘアウォーター。

テクニック解説

1.カウンセリング。髪質とダメージレベルをチェックします。

2.前処理。ADコンプレックスを全体的に塗布してドライします。

3.1剤塗布。リブラアシッドとゼロファイトをつけ巻きします。

4.ワインディング。トップは立ち上がりを求めるためアップステム。サイドは中間まで巻きます。ネープは逆巻き。

5.ワインディング終了。トップは26mm、サイドとバックはロッドのランクを徐々に下げて23〜17mmでワインディング。えり足は逆巻きにします。

6.アクアラップ装着。先端をラバーにかけてロッド全体にセットします。

7.クリップヒーター装着。アクアラップの上からさらにセットします。

8.ナノアクアに接続。5〜8分間湿熱加温して3分間放置して蒸らします。

9.2剤塗布。ADフレックスで中間リンスをした後にタッチ2000を塗布し8分間放置します。

10.ロッドアウト。

11.後処理。カール部分にADマトリックスを塗布してもみ込みます。

12.スタイリング。ヘアウォーターのプロキュア・ライトを塗布してスタイリングします。

After

2層のカールで柔らかいフォルムに変身

外ハネと内巻きカールの重なりで、フォルムをふんわり仕上げたパーマスタイル。根元からふんわりエアリータッチにして、柔らかい丸みのフォルムに。外ハネカールのえり足を、内巻きにしたトップの髪でヴェールのように包み込んでいます。

モイストウェーブ×afloat-f|風になびくしっとりカールが魅力的なフェミニンパーマ

クリップパーマテクニック解説2 ナノアクアライト|少ないロッドで効果的にパーマをかけたモイストウェーブ

Hair&Make/ケンイチ(afloat-f) Photo/奥村浩毅 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:afloat-f(アフロート エフ)

※2011年8月9日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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