クセがあり髪の量も多いので、自分で巻くとボサボサになってしまいます。もっときれいなカールにしたいです。
サイズ違いのアイロンで優しさ薫るシフォンウェーブ
アドバイス:バックを巻くコツは?
apish/apish Rita代表 坂巻哲也
バックを巻くコツは、真ん中で2つに分けて、巻かない部分をクリップでとめておくこと。また髪を前に引き出せば、鏡を見ながらでもアイロンを巻きやすくなります。ここでは、38mmのアイロンでつくる毛先のカールと、32mmのアイロンで巻くスパイラル状のウェーブを組みあわせました。比較的、巻きやすいロングでも練習を。
アイテム:準備するもの
・38mmアイロン
・32mmアイロン
・プレカールローション
・スプレーワックス
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なぜこのアイロン?
太い方(38mm)のアイロンで毛先のカール感を出し、細い方(32mm)のアイロンでウェーブ感を演出するワンランク上のテクニック。カールに強弱がつくのでよりナチュラルに仕上がります。38mmアイロンはスルーさせるとツヤが出るブロー効果もアリ!
ナチュラルなストレートから、よりフェミニンなイメージに変身です。カールの方向性はフォワードタッチで、なめらかなうねりを出しました。顔を包み込むような毛先がポイント。
トップにはマジックカーラーを巻いておきます。毛先から根元まで前向きにしっかり巻いて、カーラーの表面にドライヤーで熱を与えてそのままキープします。毛先には、プレカールローションを左右各3プッシュほどスプレーし、コームでとかします。
右サイドの髪を二つにわけ、後ろ側をクリップでとめておきます。前の髪はひとまとめにして、38mmのアイロンを中間にはさみ、毛先に向かって滑らせて、ブローでは出ないツヤ感を表面に与えます。
毛先から内巻きに巻いていきます。逆の手でアイロンの先端を軽く支えながら巻き込みます。この時、手首をゆっくり返しながら、まっすぐ巻き込むのがポイント。後ろ側もクリップを外して巻き、逆サイドも同様に合計4ヶ所巻きます。
さらに、32mmのアイロンでウェーブ感をつくります。巻くのは、左右に各2ヶ所、後ろに4ヶ所の合計8ヶ所。中間にアイロンをはさみ、毛先残して巻き込んだら3秒キープした後、毛先を軽くまいてはずします。後ろは真ん中分けして、前に毛束を引きだして巻くと簡単。
カーラーをはずし、カール部分はドライヤーで熱風を与えながら軽くほぐします。ドライヤーは上から当てて、カール部分は内側から指を入れてカーラーとアイロンのカールを自然に馴染ませます。この時、手グシで軽く握り込むような感じで、ソフトな丸みをつけるとシルエットがまとまります。
仕上げはスプレーワックスをカール部分につけて、カールをほぐして。手で握り込むようにして、ランダムな動きとボリューム感を再現します。また、毛先は2本の指でつまみながら、毛束にニュアンスを出してみるのもいいでしょう。
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