これが私の『サロメ』ヘア
Cast&Staff キャスト&スタッフ
AIDA GOMEZ アイーダ・ゴメス(サロメ)
アイーダ・ゴメス 1981年、14歳でスペイン国立バレエ団に入団、18歳でファースト・ダンサーとなり、98年から01年まで同団の芸術監督を務めた世界的ダンサー、振付家。これまでリヨン・ビエンナーレ、ニューヨークのメトロポリタン.オペラ・ハウスなど、世界の名劇場の舞台にたち、88年にはバレエ「血の婚礼」でアントニオ・ガデスと共演、96年にはホアキン・コルテス舞踊団に招かれるなど、スペインの最も優れた舞踊家達とのコラボレーションを行う。97年にはモーリス・ベジャール校にスペイン舞踊の特別教授としても招聘。批評家賞最優秀外国ショー賞(メトロポリタン劇場、88年)、日本批評家賞(91年)、マックス賞(ベスト・ダンサー・オブ・ザ・イヤー、98年)など、数々の賞に輝く。
「何よりもまず生きることが好き」と言う。ダンスへの限りない情熱を抱いてトップを走り続ける、天才的ダンサーである。
NICOLAS MAIRE ニコラス・マイレ (ヨハネ)
75年サンティミエ(スイス)生まれ。91年、ロンドン・ロイヤル・バレエ・スクールにて学び、翌年、同校卒業。その後94年まで東ベルリン国立舞踊学校で学ぶ。同年、ローザンヌ・コンクールで3つの賞のファイナリストおよび優勝者となり、ウラジーミル・デレヴィヤンコによるドレスデンの国立バレエ団に参加する。95年から97年まで、マルティン・プットケ監督の下、エッセンにあるウエストファリア国立バレエ団にソリストとして参加。97年から4年間は、ナチョ・ドゥアト率いる国立舞踊団のメンバーとなり、01年にはエリア・ロサノと共演。プロフェッショナルなダンサーとして、スペイン全土をはじめ、フランス、ドイツ、オーストリア、ギリシャ、イスラエル、オランダ、香港、ニュージーランド、米国、カナダ、オーストラリアなど世界各地で公演している。
PACO MORA  パコ・モラ (ヘロデ)
出身地マラガで12歳より芸術的キャリアをスタートする。独学にも関わらず、マラガの舞踊学院からスペイン舞踊の名誉資格免許を獲得。ルイシジョ、マリオ・マジャ、アイーダ・ゴメスなどのソリスト達と共演し、マリア・ロサ監督による「三角帽子」では巨匠アントニオと共に作品に参加する。 また自らの舞踊団を率いて世界的に有名な劇場で、自作 "ロルカ・バイラ", "カルメン",などを上演。"ドン・ファン" (ヤッケス・ウェーバー監督, 出演アリアドナ・ギル、ペネロペ・クルス)など映画にも多数出演。
アントニオ・ガデスは彼に"おまえは遥か遠くへ行くだろう"と言ったことがあるとか。それは今回の「サロメ」のヘロデ役において、そのプロフェッショナルで芸術的な才能を見せつけることで実証された。
CARMEN VILLENA FLOREZ  カルメン・ビジェナ・フロレス (ヘロジャデ)
48年マドリッド生まれ。出身地にある王立音楽院で、カルメン・グラナドス、ホセ・グラネーロ、ペドロ・アソリン等の巨匠に師事し、スペイン古典舞踊、民族舞踊、フラメンコを学ぶ。マドリッド・スペイン・バレエおよびスペイン国立バレエの創立メンバーであり、またプリンシパル・ダンサーでもあった。その後カジノ・デ・マジョルカでプリンシパル・ダンサーを務めた後、所属舞踊団のアシスタント芸術監督となる。
世界的なテレビ番組へ数限りなく出演し、マジソン・スクエア・ガーデン、ベルリン・オペラハウスなどを始め、世界各国の有名劇場でも踊ってきた。突出した個性とユニークな芸術性は天性のものであり、カルロス・サウラ監督の「恋は魔術師」を始め多数の映画にも出演。「春」(ヴィヴァルディの「四季」より)など自分で振付けた作品も数多い。
CARLOS SAURA カルロス・サウラ(脚本、演出、監督)
32年生まれ。「狩り」(66年)でベルリン映画祭監督賞を受賞したのをはじめ、従姉エンヘリカ」(74年)、「カラスの飼育」(76年)でカンヌ映画祭審査員特別賞、「急げ、急げ」(81年)でベルリン映画祭金熊賞、「ママは百歳」(79年)、「カルメン」(83年)、「恋は魔術師」(85年)、「タンゴ」(98年)でアカデミー賞最優秀外国語映画賞ノミネートなど、ほとんどの作品が授賞の栄誉に輝いているスペインの巨匠。
舞踊家アントニオ・ガデスが主演する「血の婚礼」(81年)「カルメン」「恋は魔術師」のフラメンコ・ミュージカル三部作は、スペイン映画の傑作として国内外に広く知られ、その斬新な映像は、映画表現の新たな可能性を切り開いた。
ROOQUE BANOS ロケ・バーニョス(音楽)
スペイン映画界で活躍する作曲家。「ゴヤ」(99年)などのカルロス・サウラ作品をはじめ、数々の名作の音楽を手掛ける。
今回、アラブ風のメロディや宗教音楽をフラメンコのリズムの中に消化させた「サロメ」の音楽は、聴き応え十分。音づくりには、00年ラテン・グラミー賞を受賞した天才ギタリスト、トマティートをはじめ、フラメンコの大物アーティストが多数参加している。
TOMATITO トマティート(特別協力、ギタリスト)
58年アルメリア生まれ。ほとんど無名の"トカオール(フラメンコ・ギタリスト)"が、フラメンコ・シンガーのカマロンによって見いだされ、カマロンがなくなるまでの18年間、ともにパーフェクトなアコースティックコンビとして活躍。彼の死後は、ソロギタリストとしてコンサート活動を開始、多くのアーティストと共演。トニーガトリフ監督の「ベンゴ」(00年)にも出演し、情熱的なギターで多くの観客を魅了した。2000年には、ラテン・グラミー賞を受賞。
(c)2003 NIPPON HERALD FILMS, Inc.
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※2004年3月9日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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