新連載

色の魅力にとりつかれたカラリスト、ナカムが考えるヘアカラーの世界“茶”のソムリエが語るラグジュなカラー

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更新日:2007年3月6日

其の一.はじめまして、“カラリスト”です。

カラーリングが定番となっている今こそ、あらためて自分に似合う髪色について考えるべき!という想いからスタートさせたヘアカラーを真面目に考える新連載。カタチがなくって、言葉じゃ表せなくって、奥ゆかしい。そしてどこまでも神秘的な世界をも見せてくれる『色』。
“ナカム”ことimaii colore 中村太輔さんが語る色ワールドをお楽しみ下さい!

色の話を始めるにあたって
この連載を読んでいただくみなさんに
ナカムの“カラリスト”という職業について少し伝えたいと思う。

まだ日本ではあまり聞きなれない職業かもしれないけれど、
わかりやすく一言でいえば、
“ヘアカラーのスペシャリスト”である。
美容室のなかにおいて、
ヘアカラーのみを専門であつかう職業なのだ。

日本における“カラリストの歴史”は14年前に
imaii(ナカムが所属する美容室)が初めて誕生させた。
ナカムは、その第三期生であり、今年で12年目をむかえます。

一方、日本の美容室を見回してみると、
まだまだカットやカラーを兼業で
仕事しているところがほとんどだ。
海外のカラーリングにおいての先進国に目をやってみると、
一流のサロンには必ずといっていいほど
“カラリスト”が存在する。
“カラーリングの専門店”があるほどである。

じゃあ、何故ヘアカラーの専門化が美容室において必要なのか?
10年以上この仕事をやっていて気づいた事がいくつかある。
簡潔に言うと、

“同じ美容師であれど、カッター(スタイリスト)と
カラリストは全く違う仕事という事。”

これは断言できます。
人種が違うといっても間違いないでしょう。

感覚やセンスなどと、よく騒がれるこの業界ですが、

  • ・空間のなかで立体を形作っていく=カッター(スタイリスト)
  • ・数ある薬剤の中からイメージに近い色を過去の
    記憶データからはじき出し調合する=カラリスト

こう考えてみると、使っている“脳”の場所すら
違うとも思えてきます。(右脳左脳)

そう。
カラーリングとは感覚や感性が優れているだけではできず、

様々な薬剤をはじめとする知識と多くの経験を
積み重ねて初めてイメージしたカラーが表現できるのです。


全く違う職業であるこの仕事をあたかも当たり前のように
現状では兼業しています。

10年以上髪の毛を染め続けてきて
ハッキリいえることは、
よっぽどの天才でないかぎり
“片手間では良いヘアカラーはできない”ということです。

日本のヘアカラーの歴史はまだ10年ちょっとと言われています。
ヘアカラー=不良みたいな偏見はなくなりましたが、
まだまだ、髪の色を変えているだけ。

50年の歴史を持つ海外においてヘアカラーとは、完全に
“自分を表現するための、一つの手段”として確立しています。

ナカムの勤めるimaiiでは、昨年2月11日、
ヘアカラーの専門店として“表参道ヒルズ”に
imaii colore(イマイ コローレ)を始動させました。

日本全国にカラリストを広めるために、
日本中がもっと素敵なヘアカラーで溢れるように。
ヘアカラーの素晴らしさをもっと多くのヒトに知ってもらうために。
ナカムにとってはまさに“新天地”。

あと・・・・。
5年?10年?もしかしたら15年かかるかもしれませんが、
日本も必ず海外のように自己表現の手段としての
カラーが確率すると思っています。
そのために、

品よくて格があり、
でもどこか自分らしい。

そんなヘアカラーを表現するために私達
“ヘアカラリスト”の存在があります。


最後まで読んでくれてありがとうございます。
其の一は、自己職業紹介でした(笑)
以降、自分に似合う色の見つけ方や
ナカム色ワールドを紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。


※2007年3月6日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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