アイロンでカールスタイルを作るポイントは、アイロン操作だけでなく引き出すパネルの取り方も大切です。薄すぎず厚すぎず、適正な毛量でパネルを取れば均等なカールを作ることができます。

セルフスタイリング2|by.Xel-Ha アイロンを使ってセルフスタイリングにチャレンジ!毛量を考えたアイロンワークで毛先にソフトな質感をセルフスタイリング2|by.Xel-Ha アイロンを使ってセルフスタイリングにチャレンジ!毛量を考えたアイロンワークで毛先にソフトな質感を

Before(カウンセリング)Before(カウンセリング)

平大路えみさん
髪がごわついてまとまりにくいので、プロ用の新型アイロンに挑戦してきれいに巻けるように頑張ります。

Advice(アドバイス)Advice(アドバイス)

適正な毛量を取ってアイロン熱の伝わりを均等に適正な毛量を取ってアイロン熱の伝わりを均等に

Xel-Ha 代表/宮村浩気さんXel-Ha 代表/宮村浩気さん

毛量が多い場合は、サイドのセクションを複数に分けてアイロン操作をしてください。ここでは、こめかみ(耳の前)、耳上、耳後ろの3セクションに分けて巻いてもらいました。アイロン操作をする時は、髪の量を均等にするのがポイント。そうすれば、熱伝導が均一になり、かかりムラのないきれいなカールになります。

Process(プロセス)

1.ヘアカールミストを塗布。カールを求める部分に塗布して手グシでとかします。

2.サイドのアイロン操作。こめかみの髪をななめに引き出し、内巻きで毛先から中間まで巻きます。温度設定は120℃くらいで、約5秒間キープ。

3.耳上は表面にかかる髪なので、中間からアイロンスルーしてツヤ感を出します。

4.耳上のアイロンカール。あまりパネルを前方に引き出さず毛先からアイロンカール。こめかみのカール感と強弱をつけます。

5.耳後ろのアイロンカール。こめかみと同様に、アイロンスルーをした後に毛先から巻きます。このパネルは前方に引き出して約7秒間キープ。

6.バックのアイロン操作。バックは多めに髪を取り、前方に集めて1パネルで内巻きにします。

7.逆サイドも同様に、サイドを3セクション、バックを1パネルでアイロン操作を行います。

8.スタイリング。ソフトワックスを軽くつけて、髪を握り込むようにしてカール感を出します。

Finish(できあがり)Finish(できあがり)

ツヤ感を生かしたソフトタッチの毛先カールツヤ感を生かしたソフトタッチの毛先カール

ソフトな質感で、中間から毛先をなめらかに仕上げた毛先カール。Aラインのシルエットを残しつつ、表面のツヤ感を生かし毛先カールでアクセントにしました。

★POINT!
顔を包み込むような、ソフトタッチの毛先カールです。あえてカールを崩さず、Aラインのシルエットを生かしています。

★POINT!
パネルをななめ前方に引き出すことで、単純な内巻きではなくフォワードタッチのなめらかなJカールが表現されています。

Hair/宮村浩気(Xel-Ha) Make/青木拓也(Xel-Ha) Photo/生駒由美 Stylist/森外玖水子 Text/前田正明 構成/らしさ編集部
取材協力:apish、Xel-Ha、ZACC

※2009年11月10日公開時点での情報です。料金の表記は本文に明記のない限り消費税5%の税込価格です。
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