フォワードとリバースのミックスカールで、立体感と透け感を表現した女らしいデザインにトライ。同時に、ツヤ感を与えて質感もチェンジしながら、アイロンならではのなめらかなカールを表現します。
テクニックプロセス1|by.apish アイロンスタイリングで美しいツヤ感カールを作る… 多彩なカールの層で作るスウィートフェミニン
Before(カウンセリング)
ボリュームコントロールで硬毛をなめらかに
髪質は硬くて太く、毛量も多いタイプです。クセも少しあるので、アイロンを使ってボリューム感をコントロールしながらツヤを与えてフォルムを整えていきます。
アドバイス

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Process(プロセス)

1.ヘアカールミストを塗布。ここでは、アイロン操作をするごとに、パネルの裏表に塗布してコームスルーをする。アンダーセクションからスタート。

2.アイロン操作。使用するのは、38mmで温度設定は180℃。パネルは約5cm幅で1束で取る。巻く前に中間からスルーしてツヤ感を与える。

3.中間巻きで毛先を少し逃がし、フェイスラインはフォワードに巻く。内側のセクションはSカールで透け感を求める。

4.2線目はリバースに巻いて、ミックスカールにする。アイロンを抜いた後は、手でカールを持ってクーリングすると持続性が出る。逆サイドも同様に。

5.バックのカール。後頭部で三日月セクションを取り分け、アンダーセクションをSカール。ネープはダウンステムで巻いてフォルムを整える。

6.三日月セクション。後頭部に半円形でセクションを取り、縦に均等に3分割する。このセクションは、ボリューム感を調整する大切な部分。

7.左のパネルは内巻きのフォワードでSカールを求める。ダウンステムでボリューム感を抑える。

8.中央のパネルはリバースに巻き、Sカールを作る。

9.右のパネルは左と同様に内巻きでフォワードに巻いて、三日月セクションはミックスのSカールにする。

10.オーバーセクション。表面にかかる毛は45mmのアイロンでアップステムで巻き、根元にボリューム感を求める。約3秒キープしてリッジを出す。

11.さらに、中間から毛先はリバースに巻いてなめらかなSカールを作る。2パネル目は大きなCカールでふんわり感を求める。逆サイドも同様に。

12.前髪は38mmでCカールを作って、アールのついたナチュラルな毛流れを求める。

13.バックは、毛先を内巻きのJカールにして、アンダーセクションのSカールと馴染ませる。

14.巻き終わりの状態。

15.スタイリング。ワックスを少量つけてカール感をほぐし、髪に立体感となめらかな毛流れをつける。
Finish(できあがり)

表面のJカールと内側の二重のSカールで三層構造にしたカールスタイル。サイドのミックスカールがポイントになり、立体的な動きと透け感が表現されています。カールを作りながら同時にフォルムを整えているので、なめらかな毛流れが生まれています。
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