2008.04.08 19:00
タカラベルモント株式会社は、4月7日、8日の両日にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)にて、同社理美容事業部、化粧品事業部の合同の有力代理店会議を行ないました。
まず挨拶に立った吉川秀隆社長は、2011年の創業90周年に向けて「美と健康」をテーマに力強く成長していきたいと語り、理美容サロンの陳腐化を防ぐため、魅力あるサロン作りのリーダーシップをとり、繁栄するサロン作りに、より一層協力し、サロンとの関係を強化していくと述べました。そして「改革とモノづくりを進める」として、意識改革、事業改革、組織改革の3つの改革を揚げました。
意識改革は、原点回帰である「創業精神」の1,お客様を大切に2,世界は一つ3,頭を使え4,足を使え5,根性を持て、の5つを全社員がしっかりと意識すること、そして事業改革は、化粧品事業の強化として、ルベル化粧品のロゴを一新したこと、組織改革は、サロン事業、クリニック事業、グローバル事業のそれぞれの市場ごとでの強化を図り、サロン開発に力を注いでいくと語りました。
これを受けて千代岡和文副社長は、サロンとのコミュニケーションを深化させ、接点を強化、メーカーの義務として総合サロンづくりの手伝いをしていくと述べました。パーマのエアウェーブや、カラーのマテリアなどを全国展開させてメニューを提案すること、そしてメンズのスタイリング剤や理容椅子の販売を強化させて、理容に育ててもらった感謝の気持ちを忘れず、理容業界の発展のために力を注いでいくことを表明しました。
株式会社CFO 鈴木康友氏の講演を挟んで、吉川邦英専務から理美容事業方針の説明が行なわれました。タカラベルモントのブランド力を強化し、信用と信頼のブランドとして認めてもらえるように社員の教育、訓練も強化、サロン、代理店、同社が共生していくために、商品を開発し情報を伝えていくと語りました。そして、値引きや低価格での販売をせず、適正販売価格を維持するために努力を惜しまず、売上拡大に役立つモノとコト、生産性向上に役立つモノとコト、差別化、個性化に役立つモノとコトを提供すると締めくくりました。
理美容事業部、山形輝雄部長からの、理美容事業部、エステ、ネイル事業部計画発表のテーマは「進化&原点回帰」。小規模でありながら売上をのばしているサロンの映像を見ながら、ヘア、ネイル、エステを組み合わせた複合メニューの相乗効果を発表しました。
引き続いてエアウェーブ事業統括の保科氏が、タカラベルモントが力を注いでいるエアウェーブによるパーマスタイルの新展開を説明しました。
消費者向けのサイトを立ち上げ、一般誌にもPR記事を展開。サロンでのパーマメニューによる増収を図るために、今後も各媒体を通して宣伝活動を続けていくと表明しました。
翌8日はルベルの政策発表会。4月1日から「ルベルコスメティックス」を、新ブランドネーム「LebeL」でスタートとの発表がありました。「オトナ世代のカスタム上質」をマーケティングテーマに掲げて、団塊ジュニアを中心とした「大人意識を持つ新しい消費のリーダー」をターゲットにして、一人ひとりのお客様に満足してもらえるカスタムな上質感を提案するためのサポートをしていくと語りました。新商品の展示ブースも大勢の人で賑わい、二日間に渡る有力代理店会議は終了しました。
posted by らしさ編集部・川田
2008.04.08 19:00 upd
Category: イベントニュース