タカラベルモント株式会社
2018.03.13 10:05
理容室・美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザイン等を手掛けるタカラベルモント株式会社(本社:大阪・東京/吉川秀隆会長兼社長)は、2018年1月25日付でベトナム・プロフェッショナル頭髪化粧品製造販売国内ナンバーワン企業であるNgu A Chau(グーアーチャウ) Service Production Trading Joint Stock Companyを買収。
2018年3月12日には、ホテル・ニッコー・サイゴン Hotel Nikko Saigonにおいて、政財界及び美容業界の関係者を招いて、「Fusion(融合)」と「Together(共に)」をテーマにタカラベルモントグループ傘下入りの記念式典を行いました。
東南アジアでの美容業界発展を目指す!
タカラベルモントがベトナムプロ向け頭髪化粧品シェアNo.1ブランドを買収・「Fusion(融合)」と「Together(共に)」テーマに記念イベント
●Ngu A Chau Service Production Trading Joint Stock Companyについて
ベトナム・ホーチミン市に本社を持つ、100%ベトナム資本(買収前)の会社。「KANAC」を主とするプロフェッショナル向けのブランドです。自社工場を持ち、代理店と協力しつつ自らも販売促進に力を入れてきました。
・社名:Ngu A Chau Service Production Trading Joint Stock Company (以下NAC)
・設立:2006年
・本社所在地:ベトナム ホーチミン市
190 Doc Lap,Tan Thanh Ward,Tan Phu Ward,Ho Chi Minh City,Vietnam
*タンソンニャット国際空港より車で約20分/ 1区中心部より車で約40分
・拠点: 生産工場 ホーチミン市、支店 ハノイ
・役員構成:CEO(Chief Executive Officer) 小林 圭介(法定代表者)
COO(Chief Operating Officer) Huynh Kien Van
CPO(Chief Production Officer) 赤嶺 有為
取締役 冨谷 明宣
監査役 藤田 耕一、脇谷昌司、Nguyen Thi Thanh Tung
・主なブランド名:KANAC
・取扱製品:パーマ剤、シャンプー&トリートメント、スタイリング、ヘアカラー他
・取扱いディーラー:60社以上
・従業員数:234名(うち営業約130名、開発生産50名)※2017年5月現在
・投資金額:約9億円(1,812億ドン)
●記念式典について
2018年3月12日(月)11時30分よりホテル・ニッコー・サイゴンにて開式。
ベトナムの政府要人や在ホーチミン日本国河上総領事など、日越両国の政界・財界の要人、NACの代理店、重要顧客など総勢200余名を招いて式典および懇親会が行われました。
●タカラベルモントの頭髪化粧品事業について
タカラベルモントは、1921年に創業し、1931年に理容イスの製造を開始したことから理美容業界へ参入。当初は、理容イス、美容イス、シャンプー機器などの業務用機器の製造を主としていましたが、1966年から頭髪化粧品事業に進出し、77年には自社ブランドのルベル化粧品(現 LebeLルベル)を立ち上げました。
現在ルベルブランドは、ヘアケア・パーマ・ヘアカラー・スタイリングの関連商品などを国内で製造しており、国内の業務用頭髪化粧品ブランドとしてはシェアNo.2として、多くの理美容師の信頼を得ています。
また、技術教育のサポートにも力を入れており、年間を通じて様々な教育プログラムを国内各拠点で行っています。
さらに、1981年にワインディングコンテストをスタートし、現在では「I.D.」という名称でさらに競技内容が多岐に亘るコンテストを全国で毎年開催しています。
●買収について
タカラベルモントの社訓の一つは、「世界はひとつ 〜 商売に国境はない。よい品物は世界中どこでも通用する。世界にはばたけ」です。1956年に米国に現地法人を設立するなど、早くからグローバルな視点で事業を推進してきました。
また、親日国であり、また成長著しいベトナムにはかねてより注目しており、2013年にはドンナイ省のロンドウック工業団地に、歯科用ユニットを製造する工場を建設。東欧や東南アジアなどの新興国をはじめとする新規市場開拓向け製品を生産する生産拠点の役割を担うなど、平均年齢も若く活力に溢れたベトナムに大きな期待を寄せています。
今回新たに、日本における頭髪化粧品研究で経験を積んだスタッフをCPOに任じ、カナックブランドに日本の知見を注入することで、さらにブランド力を強化し、ベトナムのみならずASEAN諸国のナンバーワンブランドとなること、それによってベトナム、ひいてはASEAN諸国の美容業界のさらなる活性化を目指しています。
posted by らしさ編集部
2018.03.13 10:05 upd
Category: イベントニュース