東日本大震災で被災された人たちを支援する、美容界支援プロジェクト『Beauty Force』（ビューティ　フォース／尾崎隆司さん代表）の2011年度支援報告会と2012年度支援説明会が、3月7日に東京・窪田理容美容専門学校で行われました。

^{支援活動を報告する代表の尾崎隆司さん（右）。}

2011年度の主な支援活動として、営業再開を目指す理美容室にカットセット、パーマセット、カラーセット、アイロン、ワゴン等の必要な理美容物資を提供。さらに、成人式用の着付セットなど総数250件以上の支援を行ったとの報告がされました。
　
また、地元紙の東海新報と三陸新報の広告スペースを買取り、営業を再開した70サロンを紹介。顧客への再開メッセージとともに、コミュニケーションの一助となる支援も行われました。
　
2011年4月1日から9月30日まで、協賛金等の収入や復興支援助成金を含め支援金総額として10,622,724円が寄せられ、被災地支援物資等に活用されたと発表されました。
　
さらに、ビューティ　フォースの支援を受けた福島県郡山市のアーティストシーナの小元民子さんと、岩手県大船渡市の美容室ハーモニーの清水敦子さんが来場。震災による体験談を交え、被災からサロン再開に至る経緯を生の声として発表されました。
　
2012年度の支援概要は、『震災を忘れないで』というメッセージを発信し続けることをテーマに、悲劇を乗り越え復興を実現した美容師によるトークセミナー、被災した美容師さんの髪を切る応援企画、チャリティセミナーの開催 （年3回）、facebook を活用したマッチング支援、営業再開を知らせる新聞広告支援（集客支援）、今までの支援の継続を行う予定です。

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