タカラベルモント株式会社
2018.05.31 16:50
理容室・美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザイン等を手掛けるタカラベルモント株式会社(本社:大阪・東京)の吉川秀隆会長兼社長は、このたび、2018年度の「ザ・フレッド ピアットーニ賞」に選出され、現地シカゴにて4月29日(日)表彰式が行われました。
左:Cosmetologists ChicagoのCEO Paul Dykstra氏、右:記念品を手にしたタカラベルモント株式会社 会長兼社長 吉川秀隆
■ ABS について
ABSは、America's Beauty Showという毎年この時期にシカゴで開催される理美容の大型展示会のことです。そして、これを主催しているのが、米国で106年の歴史と14,000人の会員数を誇るCosmetologists Chicagoというサロン団体です。
■ ザ・フレッド ピアットーニ賞について
Fred A Piattoni氏は、1926年11月19日生まれ。Cosmetologists Chicago およびABSの前身であるMidwest Beauty Showのエグゼクティブ・ディレクター兼ショーマネージャーを務める一方で、シカゴ周辺で複数のサロンを経営。米国美容業界において、その財政的手腕と情熱的な愛情を持って多大な貢献と成功を果たした人物でしたが、2016年11月に90歳で他界されました。
彼のその業績に敬意を表し、またその意思を継ぐ業界人の功績をたたえるものとして2016年末に創設されたのが、「ザ・フレッド ピアトーニ賞」で、Cosmetologists Chicago 理事会の推薦により受賞者が選ばれます。
2017 年度は、第一回受賞者として米国 L’OREAL Professional Products Division の前会長兼社長 Pat Parenty 氏が受賞。吉川会長兼社長が今回二人目の受賞者として選ばれました。
■ 表彰式
受賞に先立ち、4月27日夜の ABS のオープニングカクテルパーティ会場では、Cosmetologists Chicago のCEOであり、吉川社長の長年の友人でもある Paul Dykstra(ポール・ダイクストラ)氏から出席していた業界VIPの方々並びに有力出展企業の代表に対して受賞の紹介がなされ、会場は盛大な拍手に包まれました。ポール氏は、「タカラベルモントは、145年の歴史を誇るKOKEN社を加えれば第一回のABSから95年間出展を欠かしたことのない、まさにABSおよび米国サロン業界の発展の歴史とともにある企業である」と説明。その中でも特に吉川社長のリーダーシップと業界への熱意を述べ、出席者からは多くの謝辞が送られました。
そして4月29日午後6時より、シカゴを代表する美術館 The Art Institute Chicago の大ホールにおいて行われた、スタイリスト育成基金を運営する Beauty Changes Lives 主催によるガラディナーにおいて、表彰式が執り行われました。
このガラディナーには、300 名の米国中の業界を代表するゲストが招かれ、吉川社長のその業績と貢献に対する敬意と賛辞が述べられたあと、記念のガラス製大鷲が贈呈されました。
これに応えて吉川会長兼社長は、彼らを前に英語でスピーチ。賞選出と米国進出以来育ててくれた米国美容業界へのお礼を述べ、さらに2016年にオープンしたTB−SQUAREを映像で紹介することで、この設備開設に託した、業界の人々の「夢」を一緒に叶えていく、という同社の意思を表明。
この感謝のスピーチを締めると、会場は大きな拍手とスタンディングオベーションで応えました。
posted by らしさ編集部
2018.05.31 16:50 upd
Category: 美容業界ニュース